●餓鬼【がき】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
餓鬼
がき
preta
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デジタル大辞泉
が‐き【餓鬼】
2 「餓鬼道」の略。
3 《食物をがつがつ食うところから》子供を卑しんでいう語。「手に負えない
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デジタル大辞泉プラス
餓鬼
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世界大百科事典 第2版
がき【餓鬼 preta[サンスクリツト]】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
餓鬼
がき
サンスクリット語プレータpretaの訳で、悲惨な状態にある死者をさす。原語は単に「逝ける者」を意味し、死者の霊をさす漢語「鬼(き)」に相当したが、仏教世界観において、迷いの生存形式である六道(ろくどう)の一つ(餓鬼道)となった。そこに住む者は絶えず飢餓に苦しめられるので「餓鬼」の熟語を生じ、咽(のど)は針のごとく細く、腹は山谷のごとくに膨れているなどと形容される。施餓鬼会(せがきえ)や盂蘭盆会(うらぼんえ)などでは彼らへの供養(くよう)が行われる。なお、俗に子供を餓鬼と称するのは、彼らが絶えず腹をすかせている存在だからである。
[定方 晟]
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精選版 日本国語大辞典
が‐き【餓鬼】

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