●饕餮文【とうてつもん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
饕餮文
とうてつもん
tao-tie-wen
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デジタル大辞泉
とうてつ‐もん〔タウテツ‐〕【×饕×餮文】
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世界大百科事典 第2版
とうてつもん【饕餮文 tāo tiè wén】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
饕餮文
とうてつもん
中国、殷(いん)・周時代の、多くは青銅器に表現された怪獣文の一種。獣面紋とよばれることもある。青銅器のほか、骨角器、玉器などにもこの文様がみられることがあり、長期間にわたって愛用された文様である。この命名は宋(そう)代に始まる。呂大臨(りょたいりん)著の『考古図』(1092)の「呂氏春秋」に「周の鼎(てい)に饕餮を著す、首ありて身(からだ)なし、人を食(くら)っていまだ咽(いん)せず、害その身に及ぶ」とあることから名づけられたとあり、今日までこの名称が踏襲されている。この文様は新石器時代晩期の良渚(りょうしょ)文化期までたどれることが知られている。その妖気(ようき)を放つ面貌(めんぼう)は見る人をして畏怖(いふ)せしめるばかりでなく、神々の世界へと誘うごとくである。
[武者 章]
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精選版 日本国語大辞典
とうてつ‐もん タウテツ‥【饕餮文】
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