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駅家【うまや】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

駅家
うまや
令制において,国司管轄に属し,駅馬をおいて,駅使の往来,駅鈴をもつ官人の乗用に供し,その宿所と食糧を提供する施設大化改新によって初めて設置され,大宝令にいたって整備された。諸道におよそ 30里 (→ ) ごとに設けられ,駅長駅子があり,駅戸の民をもってこれにあてた。駅家の財源は駅田で,そこから得たを駅稲という。駅戸は駅家に属する戸で,駅路の大小により差があり,駅田の耕作,駅馬の飼養などの駅務に従い,駅長は調雑徭を免じられ,駅子は雑徭を免じられ,特殊な駅家では調,庸も免じられた。しかし,公戸に比べて負担が重く,逃亡するものが多かった。

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駅家
えきや
広島県南東部,福山市北部地区。旧町。 1975年福山市に編入。芦田川中流域の平野を中心に,北は吉備高原に及び,古代山陽道宿駅がおかれた。平野は米を主体とした穀倉地域。北部の服部 (はっとり) は,蛇円山 (546m) のふもとに開ける農村で,絣など織物工業が行われる。西部住宅団地ができ,都市化が進んでいる。

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デジタル大辞泉

えき‐か【駅家】
律令制で、人馬を用し、駅使宿舎・食糧を提供した施設。駅館駅舎駅亭

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

うまや【駅家】
日本古代の駅伝制の駅の主要施設。駅馬の中継所。駅家の家は,郡司の住む郡家(ぐうけ)の家と同じく,私宅を兼ねた役場の意。文献によれば,築地にかこまれた駅院が駅馬の通る路に面して駅門をひらき,院内には駅馬の厩舎や水飲場をはじめ,駅長らのいる事務室,駅馬を使う官人やその馬丁を勤める駅子(えきし)の休息・飲食・宿泊のための建物,馬具・蒭(まぐさ)・駅稲(えきとう)・酒・塩などを納める倉庫などのあったことが想定できるが,それらは村落の有力者である駅長の私宅部分と区別しがたく,考古学的には駅家の遺跡がまだ明白でない。

出典:株式会社平凡社
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えきか【駅家】

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精選版 日本国語大辞典

えき‐か【駅家】
〘名〙 古代の駅制で、人馬の継ぎ立てをし、駅使に宿舎、食料を提供した設備。諸道に三〇里(約一六キロメートル)ごとに設け、駅舎、駅馬を備え、駅戸、駅田を持ち、駅長(えきおさ)がこれらを管理した。駅亭。駅館。うまや。やか。
※続日本後紀‐承和八年(841)閏九月庚戌「以河内国丹比郡駅家院倉八宇屋二宇。遷建当郡日根野。為正倉

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や‐け【駅家】
〘名〙 令制で、幹線道路に設けられた駅。馬を準備し宿泊の設備もある。うまや。えきか。やか。
※名目鈔(1457頃)諸公事言説「駅家(ヤケ)

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や‐か【駅家】
〘名〙 =えきか(駅家)〔伊呂波字類抄(鎌倉)〕

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旺文社日本史事典 三訂版

駅家
えきか
律令制下,諸道30里(約16㎞)ごとに置かれた施設
うまや」とも読む。人馬の継立 (つぎたて) や宿・食糧の供給にあたった。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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