●高層天気図【こうそうてんきず】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
高層天気図
こうそうてんきず
upper air synoptic chart
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デジタル大辞泉
こうそう‐てんきず〔カウソウテンキヅ〕【高層天気図】
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パラグライダー用語辞典
高層天気図
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世界大百科事典 第2版
こうそうてんきず【高層天気図】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
高層天気図
こうそうてんきず
上空の大気の状態を解析するための天気図。通常、等圧面天気図が用いられる。これは上空の特定の等圧面について、その高度、気温、風速、湿度(水蒸気量)などを解析するもので、データは主としてラジオゾンデ観測によって得られたものを使う。等圧面とは気圧の等しい面をいう。等圧面はわずかに起伏しながらほぼ水平に広がっており、鉛直方向には幾重にも重なり合って、上方の等圧面ほど気圧は低い。等圧面は高気圧のところで上方に膨れ上がり、低気圧のところで下方にへこんでいる。したがって等圧面の等高線を描くと、その等圧面の存在する付近の高さの気圧分布がわかる。通常、850ヘクトパスカル(高度約1.5キロメートルに相当)、700ヘクトパスカル(約3キロメートル上空)、500ヘクトパスカル(5~6キロメートル上空)、300ヘクトパスカル(約9キロメートル上空)の等圧面天気図がつくられ、200ヘクトパスカル(約12キロメートル上空)、100ヘクトパスカル(約16キロメートル上空)、30ヘクトパスカル(約24キロメートル上空)、10ヘクトパスカル(約30キロメートル上空)の等圧面天気図がつくられることもある。高層天気図は天気予報に利用されるほかに、航空機の運航に直接利用される。気象衛星から得られたデータも高層天気図の解析に用いられている。
[倉嶋 厚・青木 孝]
『丸山健人著『高層天気図を描く』(1986・新草出版)』▽『大塚龍蔵著、日本気象協会編『高層天気図の利用法――実地に即した高層天気図の見方』(1998・クライム気象図書出版部)』▽『下山紀夫著『気象予報のための天気図のみかた』(1998・東京堂出版)』▽『小倉義光著『総観気象学入門』(2000・東京大学出版会)』▽『福地章著『高層気象とFAX図の知識』(2001・成山堂書店)』▽『青木孝監修『図解 気象・天気のしくみがわかる事典』(2009・成美堂出版)』
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精選版 日本国語大辞典
こうそう‐てんきず カウソウテンキヅ【高層天気図】
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