●鬱病【ウツビョウ】
デジタル大辞泉
うつ‐びょう〔‐ビヤウ〕【鬱病】
憂鬱な気分が毎日続き、興味や喜びが感じられなくなる精神疾患。気分障害の一つ。不眠や過眠、食欲不振や過食、頭痛、倦怠感(けんたいかん)などの身体症状を伴い、病状が進行すると、自分には価値がないと感じたり罪悪感をもつようになり、自殺を考えることもある。抑鬱症。孤立の病。大うつ病性障害。
[補説]広義には気分変調症(持続性抑鬱障害)なども含まれる。また、双極性障害(躁鬱病)の鬱の病相をいうこともある。
[補説]広義には気分変調症(持続性抑鬱障害)なども含まれる。また、双極性障害(躁鬱病)の鬱の病相をいうこともある。
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
うつびょう【鬱病】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
精選版 日本国語大辞典
うつ‐びょう ‥ビャウ【鬱病】
〘名〙 躁鬱病の一つの型で、躁状態がないもの。憂うつになり、食欲もなく口数も少なく、外に出たがらない。自殺を企てることもある。メランコリー。抑うつ症。気鬱症。憂鬱症。⇔躁病。
※随筆・耳嚢(1784‐1814)四「程なく鬱病を生じ、又々煩ひけるが」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「鬱病」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●鬱病の関連情報