●鬼神【きしん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
鬼神
きしん
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デジタル大辞泉
おに‐がみ【鬼神】
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き‐じん【鬼神】
1 荒々しく恐ろしい神。おにがみ。また、化け物。変化(へんげ)。「断じて行えば
2 天地万物の霊魂。死者の霊魂と天地の神霊。
「天地を動かし―を感ぜしめ」〈古今・真名序〉
3 仏語。超人的な能力をもつ存在の総称。
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き‐しん【鬼神】
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世界大百科事典 第2版
きしん【鬼神 guǐ shén】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
鬼神
きしん
死者の霊魂を神として祀(まつ)ったものをいう。これを「きじん」ともいうが、その場合は荒々しい鬼の意として使われることが多い。オニガミということばは恐ろしい神の意とされている。『古今和歌集』の仮名序に「力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ……」と書かれている。鬼神という語は中国より伝来したもので、その意義は多様である。祖先または死者の霊魂をいうが、幽冥界(ゆうめいかい)にあって人生を主宰する神ともされており、さらに妖怪変化(ようかいへんげ)ともみられている。中国の古典にはいろいろと鬼神のことが述べられている。たとえば『礼記(らいき)』には鬼神が天地、陰陽(いんよう)あるいは山川と連想されたり、併称されたりしている。そして鬼神を祀ることが礼であるという。この鬼神の語がわが国に移入されたのであるが、鬼は一般に妖怪のように悪者とされている。鬼退治の伝説、昔話が多く語られている。大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)や桃太郎の昔話などでよく知られている。しかしその一方に、戦場に赴く者が「死して護国の鬼とならん」などというのは、中国の鬼神と相通じるものがあり、人の過去帳に載るのを「鬼籍に入る」という漢語表現も使用されているのである。
[大藤時彦]
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精選版 日本国語大辞典
おに‐がみ【鬼神】
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き‐じん【鬼神】
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