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魏[三国時代]【ぎ[さんごくじだい]】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

魏[三国時代]
ぎ[さんごくじだい]
Wei
中国の三国時代の一国。曹氏が華北に建てた国 (220~265) 。後漢末,曹操がその基礎を固めたが,彼は建安 25 (220) 年王のままで没した。その跡を継いだ子の曹丕 (そうひ。→文帝) は後漢の献帝の譲りを受けてみずから天子となり洛陽に都し,魏王朝を建てた。中原を占めた魏は,蜀のいずれよりも強力で,外は高句麗を破り公孫氏を滅ぼした。曹丕は受禅直前に九品官人法を制定,その本籍地とする郡を単位に,有能な士人を網羅的に官人として傘下に集めようとした。この制度は魏中期になると豪族官界で勢力を得る手段と化した。このとき九品官人法を改変した権臣司馬懿 (しばい) は,それによって士人=大豪族の代表者的地位を得,以後魏の天子を傀儡 (かいらい) 化しつつ受禅の道を歩んだ。元帝のとき懿の孫,司馬炎 (西晋の武帝) に禅譲して魏は滅んだ。魏は軍国主義体制をとり,屯田を経営し兵戸の養成に努めたが,それらも次第に司馬氏の手に握られるようになった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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