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魔法瓶【まほうびん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

魔法瓶
まほうびん
保温,保冷装置を施した容器。中に二重の壁をもつ硬質ガラス瓶を入れ,容器との間にポリウレタンフォームを詰める。二重壁の内部メッキを施し,壁と壁の間を真空状態にし,の中に入れた物質の温度と外部温度との間の伝導対流放射を防ぐ。携帯用の魔法瓶にはこのガラス製の中瓶が破損しないよう,プラスチックステンレス製にしたものもあるが,保温力は弱くなる。卓上型のものをポットと呼び,口を傾けずにポンプ式に液体を取出せるもの,電気を通して保温力を高めたものなどがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

まほう‐びん〔マハフ‐〕【魔法瓶】
保温または保冷に用いる容器。内外2層のガラスの間を真空にし、内壁を銀めっきして熱の伝導放射対流を防ぎ、中に入れたものの温度を長時間保たせる。ジャー。ポット。

出典:小学館
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

まほうびん【魔法瓶】
保温保冷に用いる容器。二重のガラス瓶の中間を真空にし,内面を銀めっきして熱の伝導,対流,放射の程度を少なくしている。ドイツの物理学者A.F.ワインホルトの発見した原理にもとづき,1893年イギリスの化学・物理学者J.デュワーが実験の必要から液体ガスを保存するために発明したのでデュワー瓶ともいう。日本に伝えられたのは1910年ころで,円筒形細口のテルモス魔法瓶をドイツから輸入した。輸入当時は〈保温保冷24時間保証の真空瓶〉とも呼ばれた。

出典:株式会社平凡社
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食器・調理器具がわかる辞典

まほうびん【魔法瓶】
飲み物を長時間保温、または保冷するために用いる断熱容器。ステンレスやガラスが2層になっており、その間を真空にして熱の伝導や対流を妨げる。また内部に鏡面加工を施し、熱の放射を防ぐ。卓上などに据え置き、主として湯の保温に用いるポットタイプと、飲み物の携帯に用いる水筒タイプがある。

出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

魔法瓶
まほうびん

飲料を長時間保温、または保冷する容器。日本には携帯用のものが1911年(明治44)に初めてドイツから輸入された。熱の伝導、対流、放射を少なくするため、二層にしたガラス瓶の内壁に、銀めっきをし、中間を真空にした中瓶を使い、さらに外側には中瓶を保護するための外装が施されている。中瓶にはホウケイ酸ガラスが、また外装にはプリント鋼板、塩ビ鋼板、プラスチック、銅、ステンレスなどが使われている。1892年、イギリスの化学・物理学者J・デュワーが、液体ガスを保存するために発明したのでデュワー瓶ともいう。

 卓上用には、手で持ち上げて湯をつぐハンド式のもの、蓋(ふた)を押して空気を送り込み、その空気圧によって湯を押し出すエア式のもの、モーターで湯を吸い上げる電動式のものなどがある。家庭用品品質表示法によって、表示事項や表示方法が定められており、その保温効力は、95℃プラスマイナス1℃の熱湯を満たして24時間および10時間(屋外で使用するものは6時間)放置した場合の温度で表されている。

[正木英子]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

まほう‐びん マハフ‥【魔法瓶】
〘名〙 中の温度が外に漏れ伝わらないように作られた保温・保冷用の容器。内外二層の銀めっきを施したガラスまたはステンレスからなり、二層の間を真空にし、熱の伝導・放射・対流を防ぐもの。口の小さいものをポット、広口のものをジャーという。〔訂正増補新らしい言葉の字引(1919)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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