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鶏鳴狗盗【ケイメイクトウ】

デジタル大辞泉

けいめい‐くとう〔‐クタウ〕【鶏鳴×狗盗】
(せい)の孟嘗君(もうしょうくん)閉されたとき、食客のこそどろや、にわとりの鳴きまねのうまい者に助けられて脱出したという「史記孟嘗君伝の故事から》にわとりの鳴きまねをして人を欺いたり、犬のようにして物を盗んだりする卑しい者。

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監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

けいめいくとう【鶏鳴狗盗】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

けいめいくとう【鶏鳴狗盗】
中国、斉せいの孟嘗君もうしようくんが秦の昭王に幽閉された時、こそどろやニワトリの鳴き真似のうまい食客の働きでのがれたという史記孟嘗君伝の故事から
ニワトリの鳴き真似をして人をあざむいたり、犬のようにして物を盗んだりする卑しい者。小策を弄ろうする人。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

鶏鳴狗盗
けいめいくとう
(にわとり)の鳴きまねをして人を欺いたり、狗(いぬ)のように忍び込んで物を盗むことしかできない者の意で、つまらないことしかできない下賤(げせん)な者をいう。中国、戦国時代の斉(せい)の公族で賢人として知られた孟嘗君(もうしょうくん)が、秦(しん)の昭襄(しょうじょう)王に捕らえられたとき、王の寵姫(ちょうき)にとりなしを頼み、謝礼として狐白裘(こはっきゅう)を要求されたが、先に王に献上してかわりがなかったため、嘗君は、イヌのように盗みのうまい食客にこれを盗ませ、寵姫に献上して難を逃れることができた。また、天下の険として知られた函谷関(かんこくかん)では、ニワトリの鳴きまねのうまい食客の働きで関を開かせ、無事脱出したと伝える『史記』「孟嘗君伝」の故事による。転じて、とるにたらない小人物でも使い方によっては役だつという意に用いられる。[田所義行]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

けいめい‐くとう ‥クタウ【鶏鳴狗盗】
〘名〙 (秦の昭王に捕えられた斉の孟嘗君が、狐のかわごろもを狗(いぬ)の真似をする食客に盗み出させて王の寵姫に贈り、のがれて夜半に函谷関に来たが、鶏鳴までは開門しない掟があったので、ニワトリの鳴き真似の上手な食客に鳴き声を出させて脱出することができたという「史記‐孟嘗君伝」の故事から) ニワトリの鳴きまねをして人をだましたり、犬のようにして物を盗んだりする卑しい者。ニワトリの鳴きまねや犬のまねのような事しかできないくだらない者。また、どんなくだらない技能でも、役に立つことのあるたとえ。
※江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉六上「先供が二人、籠脇の青侍が二人、〈略〉など総勢十三人の鶏鳴狗盗(ケイメイクタウ)いとも真しやかに雲州邸へ乗込み」

出典:精選版 日本国語大辞典
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