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麻呂【マロ】

デジタル大辞泉

まろ【麻呂/×麿】
[代]一人称の人代名詞。平安時代以降に用いられた語。
「―この歌の返しせむ」〈土佐
[接尾]
名詞や形容詞の語幹、その他の語に付いて、男子の名を構成するのに用いる。「人―」「清―」
動物や楽器などの器物の名に付いて、動物や器物の名称として用いる。「翁―」「さる―」
[補説]「麿」は国字

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

まろ【麻呂】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

麻呂
まろ
合字(ごうじ)の「麿」とも書く。上代、男子の呼称として単独で用いられ、あるいは接尾語として人名のあとにつけることも多かった。一人称代名詞としての用法は、主として平安時代以後に現れ、年齢、男女、貴賤(きせん)にかかわらず広く用いられた。また、動物などの下につけ、「いなごまろ」「さるまろ」などと親愛の意を表すこともある。中世以後「まる」とも転じたが、皇族や貴人の一人称代名詞として用いられたこともある。[藁科勝之]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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