●麻【アサ】
デジタル大辞泉
あさ【麻】
2 茎の靭皮(じんぴ)から繊維をとる麻・亜麻・苧麻(ちょま)・黄麻(こうま)や、葉から繊維をとるマニラ麻・サイザル麻などの総称。また、それらから製した繊維や織物。
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お〔を〕【▽麻/×苧】
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そ【▽麻】
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ま【麻】[漢字項目]

1 草の名。アサ。「麻紙・麻布/大麻・白麻・快刀乱麻」
2 アサに似た草の名を表す語。「亜麻・黄麻(おうま)・胡麻(ごま)・蕁麻(じんま)・苧麻(ちょま)・蓖麻(ひま)」
3 しびれる。「麻酔・麻痺(まひ)・麻薬/鈍麻」
[補説]3は「痲(ま)」と通用する。

[名のり]ぬさ
[難読]𦯶麻(いちび)・蕁麻(いらくさ)・麻幹(おがら)・苧麻(からむし)・綱麻(つなそ)・麻疹(はしか)・麻雀(マージャン)・麻婆豆腐(マーボどうふ)・真麻(まお)
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動植物名よみかた辞典 普及版
麻 (アサ・マ)
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精選版 日本国語大辞典
あさ【麻】
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そ【麻】
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ま【麻】
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化学辞典 第2版
麻
アサ
hemp
広義に麻とは,靱皮を利用する,大麻(hemp),亜麻(flax),ちょ麻(ラミー:ramie),ジュート(黄麻:jute)と,葉繊維を利用するマニラ麻,サイザル麻などの植物自体とその繊維の両者をいう.しかし,通常,繊維としての麻は大麻をさすことが多い.これはアサ科の1年生草本の靱皮繊維である.単繊維は長さ15~25 mm,幅16~50 μm 程度,色は暗褐色,漂白すると強度はいくぶん弱くなるが,綿,亜麻よりも強い.耐水性,耐食性が大きく,キャンバス,ホース,なわ,ロープに用いる.大麻繊維の形態上の特徴は,円筒状で先端がまるく,分岐することもあり,まるくない亜麻と区別できる.主成分はセルロースであり,分子量,結晶化度,配向度いずれも大きい.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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旺文社日本史事典 三訂版
麻
あさ
縄文時代の出土例があり,『魏志』倭人伝にも記載がある。令制では布(麻布)は調・庸の対象となる。大麻 (たいま) ・黄麻・亜麻・苧麻 (ちよま) があり,最も一般的な庶民の衣料原料として普及。織物としては,中世に信濃(長野県)・越後(新潟県)で多く生産され,近世では,木綿におされたが,なお四木三草の一つにあげられ,奈良晒 (さらし) ・越後上布 (じようふ) ・近江蚊帳 (かや) などの名が高い。またさらした繊維を緒 (お) といい,魚網・綱・縄などの原料ともなった。
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