●黄斑【おうはん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
黄斑
おうはん
yellow spot
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デジタル大辞泉
おう‐はん〔ワウ‐〕【黄斑】
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世界大百科事典 第2版
おうはん【黄斑】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
黄斑
おうはん
網膜の中心部で、色覚や視力のもっとも鋭敏な部位である。死体の眼球をのぞくと、混濁した網膜の中心に黄色の斑点(径約2ミリメートル)が見えるところから名づけられた。黄斑は視神経乳頭の耳側で、視角にして約15度離れたところにあり、黄斑の中央は網膜の厚さがとくに減少してへこんでおり、この部を中心窩(か)という。中心窩には錐状体(すいじょうたい)だけがある。見ようとする外界のものは、この黄斑に像を結ぶようになっている。
黄斑に病変がおこると、中心視力が冒されるため、読書などに障害が出てくる。このほか、視野の中心部に陰が出る中心暗点、物がゆがんで見える変視症などの症状もみられる。病気としては中心性網膜炎や加齢黄斑変性症のほか、遺伝性の黄斑ジストロフィーなどがある。また、網膜中心静脈閉塞(へいそく)症や糖尿病網膜症などが、黄斑に障害を及ぼしてくることもあり、急激に視力が低下する。
[松井瑞夫]
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精選版 日本国語大辞典
おう‐はん ワウ‥【黄斑】
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