●黄海海戦【こうかいかいせん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
黄海海戦
こうかいかいせん
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
こうかいかいせん【黄海海戦】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
黄海海戦
こうかいかいせん
(1)日清(にっしん)戦争中の1894年(明治27)9月17日、黄海(こうかい)の北端、長山列島近海で、日本連合艦隊と清国北洋艦隊が戦った海戦。清国側は軍艦「超勇」以下5隻を失い、日本はこの海戦を機に制海権を掌握した。ほぼ同時に行われた平壌の戦いとともに、日清戦争の勝敗を分けた戦いであった。
(2)日露戦争中の1904年(明治37)8月10日、ウラジオストクの艦隊と合流しようとして旅順港から脱出したロシア艦隊と、それを阻止しようとした日本艦隊との間で戦われた海戦。日本艦隊は遠くまでロシア艦隊を誘出、交戦数時間に及んだが、旗艦(きかん)が撃破されたのを機に、ロシア艦隊主力はふたたび旅順港に逃れた。以後出撃することなく、制海権を日本が完全に握ることになった。
[中塚 明]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
旺文社日本史事典 三訂版
黄海海戦
こうかいかいせん
②日露戦争の一海戦
1894年9月17日,黄海で行われた日本連合艦隊と清国北洋艦隊との戦い。合戦4時間余で日本連合艦隊は清国北洋艦隊に大損害を与え,黄海の制海権を握り,朝鮮への陸軍の輸送を安全にした。
1904年8月10日,黄海で行われた日本連合艦隊とロシア太平洋艦隊との戦い。日本はロシア艦隊に打撃を与え,旅順脱出をはばみ制海権を握った。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
金澤利明 竹内秀一 藤野雅己 牧内利之 真中幹夫
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「黄海海戦」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●黄海海戦の関連情報