●黄【キ】
デジタル大辞泉
き【黄】
出典:小学館
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こう【黄】[漢字項目]
[学習漢字]2年

1 き。きいろ。「黄塵(こうじん)・黄道・黄白/玄黄」
2 黄色になる。きばむ。「黄落」



[名のり]かつみ
[難読]黄檗宗(おうばくしゅう)・黄粉(きなこ)・黄蘗(きはだ)・黄昏(たそがれ)・黄楊(つげ)・黄櫨(はじ)・黄櫨(はぜのき)・黄瑞香(みつまた)・黄泉(よみ)
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世界大百科事典 第2版
き【黄】
[象徴としての黄]
黄が土の色であることはとくに中国で古来意識されたらしく,《説文》にも黄は土の色であるという。
出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)
黄
き
黄色に対応する光の波長は、ほぼ573~578ナノメートルである。黄は、一般的に光刺激が同じであると、他の色に比べてかなり明るく感じる。これは人間の目が、黄の波長付近に対して敏感であることによっている。黄は光の三原色ではないが、色料の混色(減法混色)の場合には原色の一つに入っている。また、黄という文字は「光」と「田」の含意文字で、田の色のことと書かれている。したがって、ある意味では身近な色といえよう。
黄は一般的に、はでな、暖かい、明るい、強い、陽気な、はっきり、やや興奮した、といった印象がもたれている。連想としては、色そのものから思い浮かべられるレモン、ヒマワリ、カナリヤ、ミカン、バナナ、タンポポなどがあげられる。また、黄が象徴するものとしては、明朗、快活、活動、注意などがあげられる。このようなことから、黄が象徴するイメージとしては、柔らかい、明るい、楽しい、幸福な、陽気な、肌ざわりがよい、といったことになるであろう。これは、赤などと同様に外に発散するというイメージであるが、オレンジ色などに比べるとその度合いがやや弱く、柔らかみが増すようである。
黄に対する好みは、成人の場合にはそう高くない。しかし、子供のときには比較的高いといわれており、年齢が進むにつれ、好みが減少する傾向がみられる。
人間の目は、同じ光の強さのもとでは、黄を他の色より敏感に感じるため、一般に明るく感じられる。したがって、暗い色と組み合わせることにより、その対比効果で遠くからよく見える。これを利用して、黄と黒の組合せが、遠くからよく見えることが必要とされるものに使われることが多い。たとえば踏切の標識などはこの例であるし、安全地帯や道路工事の作業服などに用いられることも多い。
[相馬一郎]
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精選版 日本国語大辞典
き【黄】
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きい【黄】
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こう クヮウ【黄】
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