●黒雲母【くろうんも】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
黒雲母
くろうんも
biotite
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デジタル大辞泉
くろ‐うんも【黒雲▽母】
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世界大百科事典 第2版
くろうんも【黒雲母 biotite】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
黒雲母
くろうんも
biotite
雲母の一種。普通鱗片(りんぺん)状結晶であるが、しばしば板状あるいは短柱状の結晶を示す鉱物。断面はほぼ六角形を示す。多型polytype(層状の構造をもつ鉱物のうち単位層の積み重ねの方向の周期が異なるもの)があり、単斜晶系のものがもっとも普通で、六方(三方)晶系のものも知られている。造岩鉱物として広く産出する。花崗(かこう)岩、花崗岩質ペグマタイト、閃緑(せんりょく)岩、斑糲(はんれい)岩、安山岩など各種火成岩中に普通に産する。また、片麻岩、結晶片岩、泥質岩起源のホルンフェルスなどにもよくみられる。現在は雲母グループの再定義により、鉱物学上は黒雲母という種名はない。黒雲母はおもに金雲母と鉄雲母の中間成分のもので、Mg>Fe2+の場合は金雲母、Fe2+>Mgの場合は鉄雲母とよばれる。またアルミニウムより3価の鉄が多い場合は別の種類として分類される。英名は、雲母の光学的研究を行ったフランスの物理学者ビオJ. B. Biotにちなみ命名された。
[松原 聰]
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精選版 日本国語大辞典
くろ‐うんも【黒雲母】
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こく‐うんも【黒雲母】
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