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鼻示数【びしすう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

鼻示数
びしすう
nasal index
身体計測示数の一つ。 (鼻幅÷鼻高) × 100として求められる。ここでいう高とは鼻骨と前頭骨の接する縫合の中点 (ナジオン) から鼻中隔下縁 (ズブナザーレ) までの長さを意味するので,いわゆる鼻の高さではない。この示数によって,51以上を広鼻型 (ニグロイドに多い) ,47~50.9を中鼻型 (モンゴロイドに多い) ,46.9以下を狭鼻型 (コーカソイドに多い) に分ける。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

びしすう【鼻示数】
人体測定によって得た鼻幅の鼻高に対する百分率,すなわち鼻幅を鼻高で割って100倍したもの。生体と頭蓋とでは測定点が異なるので,示数も異なり表のように分類する。示数の小さいことは外見上,細い鼻型を示し,鼻の高さとは関係しない。人種ごとの鼻示数は熱帯から寒帯にいくにつれて低下する傾向があり,気候への適応によるものと説明されている。アイヌは広鼻であり,日本人は中鼻または広鼻型である。時代的にみると日本では縄文時代から現代に向けて鼻は規則正しく細くなりつづけている。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

鼻示数
びしすう
nasal index

人体計測学における用語で、鼻高に対する鼻幅の比を100倍したもの。人間の鼻は前方から見ると、二等辺三角形になぞらえることができるが、鼻示数は、この三角形の高さと底辺の比に相当する。生体において鼻高とは、鼻根点(前頭鼻骨縫合と正中線との交点)と鼻下点(鼻中隔と上唇皮膚表面とがなす角の頂点)との間の距離をさし(俗にいう鼻の高さは、人体計測学用語では鼻深という)、鼻幅は左右の鼻翼の最大幅をいう。頭骨の鼻高・鼻幅は生体のそれと関連して別途に定められている。生体の場合、示数70.0~84.9(頭骨では47.0~50.9)を中鼻といい、これより小なるものを狭鼻、大なるものを広鼻という。大ざっぱにいって、狭鼻はコーカソイド、中鼻はモンゴロイド、広鼻はネグロイドおよびオーストラロイドに多い。また女性のほうが男性に比べ、鼻示数は若干小さい。

[香原志勢]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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