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鼻腔【びくう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

鼻腔
びくう
nasal cavity
顔面の中央,背面頭蓋前部にある空洞前方外鼻孔によって外界に通じ,後方は後鼻孔によって咽頭に通じている。鼻前庭は軟性の鼻骨格,その奥の固有鼻は骨性の鼻骨格によって囲まれている。鼻中隔によって左右に分けられ,さらに上,中,下の鼻介によって,上,中,下の鼻道に分けられている。内面は線毛上皮をもつ粘膜でおおわれ,上鼻道上部には嗅覚域がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

び‐こう〔‐カウ〕【鼻×腔】
鼻のあなの中。鼻孔から咽頭(いんとう)までの、空気の通路。内面は粘膜で覆われ、嗅覚器がある。吸気を暖め、またちりなどを防ぐ。「シャンプーの香りが鼻腔をくすぐった」
[補説]医学では慣用で「びくう」という。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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び‐くう【鼻×腔】

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世界大百科事典 第2版

びこう【鼻腔 nasal cavity】
医学的には〈びくう〉と読む。は,外から見える突出部としての外鼻と,外鼻孔から後鼻孔にいたる気道のはじまりとしての顔面内の空間である内鼻にわけられるが,後者を鼻腔という。鼻腔を左右に境する壁は鼻中隔septum nasiと呼ばれ,ヒトを除くと平らである。鼻腔の外側壁の構造は非常に複雑で,骨,海綿状血管組織,粘膜からなる鼻甲介conchae nasalesという突出物が3~4個あり,下から下鼻甲介,中鼻甲介,上鼻甲介,最上鼻甲介と呼ばれている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

びくう【鼻腔】

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大辞林 第三版

びくう【鼻腔】
「びこう(鼻腔)」の医学での慣用読み。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

びこう【鼻腔】
鼻の内腔。気道の始まりをなし、嗅覚をつかさどる。吸気を暖め、空気中の異物を取り除く働きがある。 医学ではびくうと慣用的に読む

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日本大百科全書(ニッポニカ)

鼻腔
びくう
鼻孔(びこう)(鼻の穴)から咽頭(いんとう)に至るまでの腔で、「びこう」とも読む。鼻腔は外気と肺との間の空気の出入路として働き、空気の清浄化、空気の温度と湿度の調節を行うほか、一部分は嗅覚器(きゅうかくき)としての機能をもち、発声にも関与する。鼻腔は、鼻中隔によって、ほぼ左右対称的な、同大な腔に分けられている。鼻腔の形態はこれを取り囲む骨性鼻腔と同じである。鼻腔は前方の鼻前庭と狭義の鼻腔とに分けられる。鼻前庭への入口が外鼻孔である。鼻前庭に生えている鼻毛は短い剛毛であるが、密生、交錯し、空気の塵埃(じんあい)や異物を除去する役を果たしている。鼻前庭を除いた狭義の鼻腔の内面は、血管に富む厚い粘膜に覆われ、外側壁からは上・中・下の3個の鼻甲介が内腔に向かって突出している。鼻甲介の下側にそれぞれ鼻道が縦走している。鼻道は後方で鼻咽道を通って後鼻孔から咽頭に抜ける。鼻腔の上部の一部粘膜には、嗅覚をつかさどる嗅細胞が配列している嗅部がある。多くの哺乳(ほにゅう)動物では、鼻中隔軟骨の下縁にある切歯管の直上部にヤコブソンの鋤鼻器(じょびき)(デンマークの解剖学者ヤコブソンL. Jacobson(1783―1843)にちなむ)とよばれる器官が発達し、嗅粘膜と同じ働きをしている。ヒトでは胎生期には発達しているが、成人になると、ほとんど萎縮(いしゅく)退化してしまう。鼻腔を囲む骨壁内には鼻腔に通じる内腔が4個あり、副鼻腔とよばれる。4個の副鼻腔とは前頭洞、篩骨洞(しこつどう)、蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)、および上顎洞(じょうがくどう)である。[嶋井和世]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

び‐こう ‥カウ【鼻腔】
〘名〙 (医学用語としては慣用的に「びくう」という) 鼻孔から咽頭に至るまでの空間。びくう。
※太虗集(1924)〈島木赤彦〉巻末記「更らに鼻腔の切開をして」

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び‐くう【鼻腔】

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