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B級映画【ビーきゅうえいが】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

B級映画
ビーきゅうえいが
B-picture
アメリカで 1930年代から 40年代にかけて量産されていた映画を指し,劇映画2本立ての興行主流であった当時,メインとなるA級映画に対し,2次的な位置を占める作品。製作費や宣伝費をあまりかけず,出演俳優の知名度が低く,製作日数も短いのが特徴で,内容的にもなじみのあるジャンルから選んだ主題を焼き直ししたものが多い。しかしこれらの中から,V.リュートン製作のホラー映画など,芸術的に成功を収める作品も生まれている。また最近,研究者の間から,にあったB級映画を再評価しようとする動きも出てきている。日本では大型予算をかけた大作などに対し,定期的に映画館に配給される作品をプログラム・ピクチャー,もしくはBクラス作品と呼んでいるが,これとB級映画は必ずしも一致するわけではない。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

ビーきゅうえいが【B級映画 “B”movie】
ハリウッドの用語で,低額予算で製作される映画をさす。レコードのA面に対するB面と同じように,映画館のプログラムの表(メーン)になる“A”の作品に対して,裏の“B”の作品すなわち併映作品の意味であり,したがって〈2本立て興行〉が一般化したときからこの呼称概念が生じたわけである。なお,〈2本立て〉のプログラムを埋めるために毎週量産される映画を意味する〈プログラム・ピクチャー〉という呼び名も生まれている。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

B級映画
びーきゅうえいが
‘B’picture
アメリカで1930年代から1940年代にかけて量産されていた映画。日本では大型の予算をかけた大作などに対して、定期的に映画館に配給される作品をプログラム・ピクチャー、もしくはBクラス作品とよぶが、これとB級映画はかならずしも一致しない。アメリカでは、劇映画の2本立て興行が主流であった当時、メインとなるA級映画に対し、添え物的な位置を占める作品がB級映画とよばれていた。製作費や宣伝費をあまりかけず、出演俳優の知名度が低く、製作日数も短いのが特徴で、内容的にもなじみのあるジャンルから選んだ主題を焼き直したものが多い。しかしこれらのなかから、ジャック・ターナーJacques Tourneur(1904―1977)の『キャット・ピープル』(1942)を筆頭とするバル・リュートンVal Lewton(1904―1951)製作の恐怖映画など、映画史的にも注目を集める作品も生まれてきている。[奥村 賢]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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