●SaaS【サース】
知恵蔵
saas
(斎藤幾郎 ライター / 2008年)
出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
SaaS
(横田一輝 ICTディレクター/2019年)
出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
デジタル大辞泉
サース【SaaS】[software as a service]
[補説]ASPが提供するサービスとほぼ同じだが、これらがソフトウエアの機能のみを提供するという点で異なる。2006年頃から、コンピューターシステム全体をインターネット経由で利用する、より包括的な概念を表す言葉としてクラウドコンピューティングという名称が使われるようになり、その後、SaaSを発展させたサービス形態としてプラットホーム一式を提供するPaaS(パース)、ネットワークやハードウエアなどのインフラ一式を提供するIaaS(イアース)などが生まれた。
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IT用語がわかる辞典
サース【SaaS】
出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)
SaaS
さーす
ユーザーが必要な機能や時間(期間)を選んで使うことができるソフトウェア、あるいはそれらを提供するサービスやシステムの総称。Software as a Serviceの略。インターネットを利用して提供されるクラウドコンピューティングの一つで、サービス型ソフトウェアともいう。
パソコンにソフトウェアをダウンロードして使うものと、サーバー側で動作しているソフトウェアをそのままオンラインで利用するものとがある。パッケージとして提供される従来型のアプリケーションは、高機能・多機能化によって利用しない機能までも含まれていて、必要な部分だけを切り分けるのはむずかしい。また、インストールやバージョンアップなどの管理作業が必要となる。それに対してSaaSでは、ユーザーが必要とする機能のみをネットワーク経由で提供できるため、利便性や効率化を高めることができる。
ASP(Application Service Provider)と実質的には同義であるため、ASP・SaaSと併記されることもある。また、同様のサービスでネットワークやデータセンターなどのインフラを提供するIaaS(イアース)(Infrastructure as a Service)、アプリケーションを利用するためのプラットフォームを提供するPaaS(パース)(Platform as a Service)がある。
[編集部]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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