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Windows Azure【ウィンドウズ アジュール】

知恵蔵

Windows Azure
マイクロソフトが開発中の、ウェブサービスおよびクラウド・コンピューティング用開発プラットフォーム、および、そのサービス。主に企業向けのサービス開発プラットフォームとしての役割を持つ。
マイクロソフトが持つ「.net Framework」や「Windows Live」といった技術と、HTMLやJava Scriptといった標準技術を使い、各種ウェブアプリケーションを、マイクロソフトがインターネットを介して提供するサーバー上で構築して公開するためのものだが、Microsoft Officeなどの自社アプリケーションとの連携も想定されている。Googleが提供する「Google Apps」やAmazon.comが提供する「Amazon EC2」などの技術に対抗するためのサービスといえる。
2008年10月、米・ロサンゼルスで行われた開発者会議「PDC 2008」にて発表され、以降、開発が続けられている。2009年半ばには、サービスの利用料金などの詳細が発表される予定。
(西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2009年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

日本大百科全書(ニッポニカ)

Windows Azure
うぃんどうずあじゅーる

マイクロソフト社が提供する、企業や組織向けのクラウドコンピューティング・プラットフォームの名称。azureとは英語で「空色」のことである。2008年に発表し、2010年よりサービスを開始した。PaaS(パース)とよばれるサービスで、利用者は、個別のパソコン環境に拠(よ)ることなく、インターネットを経由してマイクロソフトが管理するデータセンターにアクセスし、そこでアプリケーションの作成、配布、管理などができる。アプリケーションの作成では、任意のプログラム言語やツール、OS(オペレーティングシステム)が使えるなど、利用者の環境に柔軟に対応する。Windows Azureによって可能になるサービスは、ウェブを利用した顧客のサポート、Android(アンドロイド)端末やiOS(アイオーエス)端末への一斉プッシュ通信、オンラインストレージの利用、データベース構築など多岐にわたる。既存の技術を利用できるため、開発環境の構築に時間や費用がかからないことが特徴といえる。料金は、時間とストレージの容量をもとに、利用実績に応じて課金される。

[編集部]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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