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X線ルミネセンス【エックスセンルミネセンス】

デジタル大辞泉

エックスせん‐ルミネセンス【X線ルミネセンス】
ルミネセンス一種蛍光体などの物質が外部からX線のエネルギーを吸収して励起し、基底状態に戻るときに発光する現象。また、その光。医療用X線撮像装置のスクリーンなどに利用される。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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化学辞典 第2版

X線ルミネセンス
エックスセンルミネセンス
X-ray luminescence

物質に対するX線の照射によって起こるルミネセンス.歴史的なW.C. Röntgen(レントゲン)によるX線の発見は,Ba[Pt(CN)6]のこのルミネセンスによる.X線の吸収によって,まず多数の高速二次電子が生成され,ついでこの二次電子が電子と正孔の生成あるいは発光中心の励起に寄与する.したがって,発光の量子効率(放出光量子数と入射光量子数との比)はきわめて高い.エネルギー効率はX線の波長や蛍光物質自体の発光効率にあまりよらず,物質のX線吸収能(一般に重い元素を含む物質で大きい)によって決まる.X線蛍光板やX線用増感紙としての応用の立場からは,感度の高いことのほかに,解像力の高いこと,残光性が少ないことが要求される.現在,蛍光板として(Zn,Cd)S:Ag緑色蛍光体やZnS:Ag青色蛍光体,増感紙としてはCaWO4やBaSO4:Pb蛍光体が使用されている.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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